アジカンぐらいしかまともに聴かない僕が選ぶアジカン10曲
僕は基本気に入ったアーティストしか聴かず、乃木坂もaviciiもエルレも知りません。
その上好きなアーティストでさえも曲収集などを積極的に行わず、知らない曲もあります。ライブにも行きません。
ついでに言うと歌詞も見ません。カラオケ行ったときに初めて知るレベルです。
しかし、音楽に無頓着かと言えばそうでは無いです。
他の人がよく分からない洋楽EDMでぶち上がってる時にアジカンを聴き、
他の人が10年も前に解散したバンドの再結成に喜ぶ時にアジカンを聴き、
他の人がMステを見てアイドルやバンドを応援する時にアジカンを聴いています。
日本に住んでいて普通洋楽アーティストに詳しくなりませんし、10年前解散のバンドの曲なんかも聴きません。
僕は生きていて耳から頭に入った音楽を愛しています。わざわざ耳に入れようともしないですし、入っても頭に残らないことも多いです。
他の方は、わざわざ興味の有無に関わらず音楽を自主的に耳に入れ、知識として残し、それを深めているのです。
それが普通の方もいますが、僕とは違うだけです。
音楽の聴き方が違うだけで、音楽へのベクトルは特に変わりません。
知識があるとか無いとかは関係ないのに、イキった大学生や高校生は知らない人間を蚊帳の外に置くように自分でも分からないであろう洋楽の話題で盛り上がります。
それもまた僕と音楽の聴き方が違うだけです。
ちなみにそういう学生は十中八九海賊版音楽ストリーミングアプリ使ってます。
偏見ではなく割と事実です。
つーわけで本題です。
ぼく個人の名盤は「ワールドワールドワールド」です。
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1.ソラニン
いきなりグレーゾーンですが、僕は一番アジカンって感じがします。
初期の完全な芋、ナンバガの踏襲から少し剥けた芋なんですよね。
映画「ソラニン」メインテーマであり、原作者の浅野いにお先生が作詞しています。
ソラニンとは、芋の芽にある毒のことで、哀愁と芋っぽさがあるアジカンを象徴した1曲となっている気がします。
言い方がふわっとしてるのは人によって感じ方が違うからで、断言したくないからです。今後もふわっと書きます。
2.アフターダーク
正直僕は08’~12’ぐらいまでのアジカンが一番好きなのでそこ贔屓目にやってます。
BLEACHのOPになっており、アニメの映像は低予算ながらもオサレな出来です。
イントロの破壊力に全て持ってかれます。そこから落とさず最後まで持って行くっていう強引な曲でもあります。
ラウドでありながらラウドではない、そんな雰囲気の曲です。
3.リライト
誰でも知る曲でありながらも誰しもが1番好きな曲に持ってくんじゃねえかってバケモンみたいな曲です。
ご存じ鋼の錬金術師(無印)のOPであり、映像もめちゃ動きます。
カヴァー、リライトのリライトなど、一バンド曲の枠からJロック界の名曲まで昇華した凄い曲ですね。
この曲はライブやアルバム収録の頻度も高く、アジカンと共に変遷を聴くことができます。
ソルファ一つ取っても、04’版の泥だらけの芋食わされてる感じも良いですが、16’の調理されたフライドポテト食ってる感じも良いです。
4.君という花
現在多い四つ打ちの先駆けと言われる曲ですね。
ごちゃっとせず洗練されたイメージがあります。
カヴァーも多いですし、他のアーティストから知った方も多いかもしれない曲ですね。
KANA-BOONの谷口鮪さんが学生時代にむちゃくちゃ演奏した曲らしいです。
まあKANA-BOON四つ打ち多いですからね。
5.スタンダード
「Easter」以降小奇麗さがあるアジカンの中でも、昔の感じを残した曲となっています。
まあどの曲も残っているんですが。
この曲はシンプルながらも、アジカンを表現できている良い曲だと思います。
よく分かんないんですが、頭に残り、あの叫びを聴きたくなります。
曲の説明が乏しくてすんません(笑)
6.ローリングストーン
このブログタイトル「朝靄とネクタイ」の元ネタです。
ロックンロールって良い言葉ですね。まさしく、ロックンロールって曲です。
10年経って、結構変わりましたが、アジカン自体は変わってないよと呼びかけるような曲です。
ギターサウンドが気持ちの良い曲です。歌詞も良いです。
普段は見ない僕が調べる位には好きです。
7.新世紀のラブソング
言う程ラブソングではない曲です(笑)
流れゆく時間を早足で歌い上げるような曲です。流されてはいるんだけど取り残されているような哀愁も漂わせています。
かなりアジカンでは無い曲なんですが、僕がトップクラスにヘビロテしてる曲です。
カラオケでは結構歌いづらいので歌わないですね。
8.荒野を歩け
記憶にも新しい「夜は短し歩けよ乙女」のメインテーマです。
アジカン、中村佑介、森見登美彦、湯浅政明という全方位囲まれた集団の1曲です。
アジカンなんだけど、森見登美彦だと思えば森見登美彦なんだろうかって曲です。
「迷子犬と雨のビート」はもの凄く森見ワールドなんだけど、「荒野を歩け」にはあまり感じません。
深夜の3時ぐらいの曲だと思います。
9.君の街まで
夕闇の先光る銀の月、鏡みたいに写る僕の心細さも全部抱えて君の街まで飛ぶための歌です。
イントロギターが心地良く、ストレートなメロディと歌詞がいかにもなアジカンらしさを感じますね。
歌っても気持ち良いし、聴いても気持ち良いし、クセのないドトールコーヒーみたいな曲です。
10.新しい世界
文字通りアジカンの新しい世界である「ワールドワールドワールド」の1曲。
朝日を見ているような明るさと、半端ないラウドと、芋っぽさが何とも癖になります。
「新しい世界」の歌詞でテンションはぶち上がりヘドバン必至です。
僕は全体的にアップテンポな曲が大好きなのでこういうのが好きです。
まあ今回はメジャーどころを紹介したので次はB面縛りでやってみるのも面白いですね。
全部spotify配信されているので良かったらアルバムごと聴いてみてください。