朝靄とネクタイ

自己顕示欲と僻みのミックスジュースブログ

BanG Dream!(バンドリ!) 第4話感想(微ネタバレ注意)

こんばんは。

 

いつの間にか「けものフレンズ」に覇権を取られてしまったように感じる今期アニメですが(筆者はけものフレンズを見ていません)、まだまだ半ばなのでどうなるかは分かりません。

 

バンドリもまだ4話、結論から言うと、ちょっと良かったです。

相対的に見ると、かなり良かったです。

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(前回の感想はこちらから)

ryossideriver.hatenablog.com

 

 (あらすじ、画像等は公式様より引用)

bang-dream.com

 

~あらすじ~

 予期せぬ出来事からライブハウス「SPACE」で即席バンドを披露し、興奮が治まらない香澄、有咲、りみの三人。次の文化祭に向けて練習をしようと決意を固めたとき、ランダムスターを持つ香澄のことを「変態だ」と言うクラスメイト・花園たえが現れる。小学校のころからギターをやっているたえは、実は「SPACE」でアルバイトもしていて、すっかり意気投合する香澄。ギターを教えてもらうほど仲良くなる二人の様子が、有咲はなんだか気に食わないようで……。

 

ネタバレでも分かる通り、今回はギター上達と有咲嫉妬回でした。

 

香澄とたえは、家庭科の居残りで話すようになります。

どちらもギターケースを入れる袋を作っているのですが、3日と経たずに捨ててしまいそうなやつです。小学生が作るやつです。

 

香澄は、コードもまともに弾けませんでしたが、小学生からやっているたえのギターを聴いて、教えて貰うことにします。

それにより、徐々に香澄はギターが上達していきます。

この手の作品にありがちな、練習シーンを流すだけじゃなく、0から手取り足取り教えて貰うという丁寧な描写は、とても良いと感じました。

 

ギターのことはよく分かりませんが、たえは、香澄のギターのチューニングが合ってないことを指摘したり、チューナーも無しにチューニングしたり(簡単にできるらしいですけど)、良い耳を持っているようです。

香澄は「絶対音感」と評していますがそこまでは無いと思います。

 

香澄は家でも練習していて、ギターが好きなのが伝わってきました。

 

しかし有咲は、香澄に対して怒っているようです。

有咲は、育てていた盆栽を売ってキーボードを買いますが、肝心の香澄がたえとギター練習をやっているせいでバンドの練習ができず、拗ねている感じでした。子供かよ

(まあ、香澄が予定をすっぽかした体で言っていたので怒るのも当然かもしれませんが)

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りみも、香澄が居ないため有咲と2人きりだと気まずいため、香澄に来るよう訴えます。

ここら辺の距離感は妙にリアリティがあって良いですね。それまでのキャラを壊してないのですんなりとストーリーが入ってきました。

 

香澄は有咲に「何で怒ってるの?」と傷口に塩を塗りますが、こんな独りよがりな怒り方してる有咲の方が悪いので理解できるはずありません。

結局有咲が折れて仲直り(?)します。有咲はちょろい

 

買ったキーボードも香澄に見せられて満足、ついでに香澄に乗せられて演奏を披露します。有咲はちょろい

 

何故かたえも有咲の家にお邪魔になっていました。

有咲の祖母は、ぼっちの孫娘に友達が出来たことを嬉しく思い、全員に晩御飯をご馳走します。

 

帰りのバスで、香澄とたえは話します。

香澄はたえをバンドに誘い、たえもこれを了承します。

香澄はたえに今後のプランを説明します。文化祭の後、SPACEのオーディションを受ける予定のようです。

たえはそれを聞くと突如「無理だと思う」と香澄を一蹴し、第4話は謎を残し終わります。

 

 

それでは総評に移ります。

今回は全体的に丁寧に作ってあって、とても見やすかったです。

キャラクターの距離感や心情が、3話とは格段に違ってました。脚本が90度上を向いた感じがしました。

新キャラのたえも、セリフの棒読み感は気になりましたが、香澄に親身になって接する良いキャラだと思いました。

有咲の家で堂々とご飯を食べたり、香澄に「無理だと思う」と言ったりと図々しいところもありましたが特に気にならないレベルでした。

たえはSPACEでバイトをしているのである程度内情は分かると思いますが、バイトの分際でよくもまあ言えたもんだなとは思います。

まあ、顔色を変えていたので何かあるとは思いますが……。

 

謎が残るので予告を見ながら少し考察します。

www.youtube.com

 

どうやらオーナーが関係しているみたいですね。

ハッキリ言うのもアレですけど、報連相もまともにできないようなゴミカス高校生バンドや、その高校生レベルにも達していない文化祭レベル底辺バンドがライブに出られている時点でオーディションもクソも無いんですよね。

まあ、メンバーに関わることなので次回は必見ですね。

 

今回良かったことは、無理にメンバーを増やそうとせず、「ギターの上達」と「キャラの親交を深める」という2つのことを新キャラを出しながらできたことですね。

前回とは違い、ストーリー1話の一貫性としては少し物足りないですが、丁寧に作ってある分より分かりやすかったです。

脚本もここまで力があるのに、急ぎすぎるとやはりダメになるんでしょうね。

すでにあるバンドに加入する訳でも、ライブをして廃校を阻止する訳でもないので、ライブは12話の中で1、2回あれば十分だと思います。丁寧に作って欲しいですね。

あと、香澄はまだ「きらきら星」しかできないので、他の曲も聴いてみたいですね。

 

全体的に、今回は楽しめました。

次回は期待しても良さそうです。

 

それではまた明日にでも。

 

たえ<(ランダムスターを持ってる人は変態)