朝靄とネクタイ

自己顕示欲と僻みのミックスジュースブログ

BanG Dream!(バンドリ!) 第2話感想(微ネタバレ注意)

こんばんは。

今期覇権( )のBanG Dream!の第2話が放送されました。

今回も、感想を書いていこうと思います。

(前回の記事はこちら)

ryossideriver.hatenablog.com

(今回から公式様より画像を引用させていただきます)

bang-dream.com

 

 さて、第2話となる今回はKey.有咲ちゃんを堕とす回でした。

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前回から引き続きライブハウスでのシーンからスタート。開幕みもりんですが、もう何も言いません。

香澄はライブを観ている有咲に「バンドやろう」と声をかけます。

ミーハーかよ。なんかこう、勢いって重要だと思うんですけど、ライブに被せて言っているせいで学生ノリみたいな軽いものに聞こえますね。いや学生なんですけども、この決心のシーンはそういうノリとかいうのを超越した感覚とかの話だとは思うんですよね。まあ、間が悪い

 

勿論断る有咲ですが、翌朝目が覚めると、枕元には香澄が。なんだかんだ有咲の祖母に朝ごはんまでご馳走になっています。

香澄側としては、昨日有咲の家から持ち出したギターが欲しい、というものなんでしょうが、有咲の祖母は、如何せん高校の入学式もサボるような孫娘ですから、同い年の子が来て心から嬉しいんでしょうね。要は有咲がぼっちということ

 

ライブにはりみも来ていました。それを見ていた香澄は、理由を問い詰めます。

りみは、姉がみもりんバンドの人で、自身も少しベースをやっていることを香澄に話します。すると香澄は強引にりみとバンドを組んでしまいます。

僕も見ていてよく分からないんですが、香澄が勝手に取り決めた感じです。りみはノーどころかイエスも言っていません。いつからバンドを組んでいないと錯覚していた?

断るなり何なり少なくとも会話をしてください。クラピカの律する小指の鎖かよ。

 

香澄は有咲の家に通い妻しますが、有咲はギターをオークションに出品してしまいます。価格は30万を超えていました。良いギターなんですね。

調べてみたらバカ高かったです。

 

香澄は、オークションに出品されてもなお、有咲の家に通い続けます。毎日朝早くから来て、時には家の手伝いまでして、と普通に良い人です。有咲も次第に折れてきて、わずかではありますがギターを見せてくれるまでにはデレています

そんな中、ギターが落札されます。

恐らく梱包しようという所、古くなったギターケースの取っ手が壊れ、ギターが落下します。そこまで楽器には詳しくないのでよく分かりませんが、そこまでのことではないと思います。

しかし、香澄は落としてしまった自分に負い目を感じ、ひどく落ち込みます。

そんな香澄に有咲は渇を入れ、ギター修理するため雨の中楽器店に走ります。傘ぐらい差せよ

ちなみに、30万(以上)の商品を落としたのにも関わらず、有咲は最初に香澄の怪我の心配をしていますもうデレッデレです

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ギターの修理は3000円で済みました。

 

帰り道、香澄は有咲に謝ります。

しかし、有咲の口から衝撃の一言が飛び出します。

「そのギター、出品取り下げたから。540円、取り下げ代。30万はオマケしといてあげる。」と、ギターを有咲に540円で譲ります

いや、ほんとに良いシーンなんですよ?今までの演出が霞むほど良いシーンなんですけど、オークションで落札されてなかったのか、とか色々ツッコみたいので何とも言えないんですよ。ただ一つ言えるのは、有咲ちゃんデレすぎだろ

 

その後、有咲の部屋でギターを弾いて、第2話は終わりです。

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Cパートでは、ライブハウスで姉妹が登場して、りみが「バンドはやらない」とか言って次回予告につながりました。

 

 

さて、今回の総評は、やはり構成に難ありですね。

実は、香澄は本編で沙綾のパン屋に行っているのですが、完全に蛇足です。りみとバンドの制約と誓約のシーンも視聴者ですら訳分からないので当然必要ありません。

有咲も、昔ピアノを習っていて、前回の星シールの件もそこで説明されるのですが、香澄はここでも有咲を勝手バンドメンバーに加えています。

香澄は、AbemaTVでのコメントではボロクソに叩かれていますが(コメントする年齢層は比較的低く、コメントの風潮に流されやすいため)、僕は勢いがあり、それでいて毎日有咲の家に通うほどの頑固さもある、良いキャラだとは思います。だがしかし、人の話を聞かなかったり勝手に物事を進めたりと、いい意味でも悪い意味でも「自分が思い立ったら行動するタイプ」なのでしょうね。

また、要所要所はしっかりと良いシーンをハメてきてはいるんですが、それまでの前後をあまりにも蔑ろにしたり無駄なシーンを挟んだりと、そこが霞んでしまうんですよね。制作側は緩急をつけようとしているのでしょうが、この「緩めたとき」にただ単純に話がダレてしまいます。その瞬間はただの日常パートであっても、後から振り返ると確実に「必要のないシーン」なんですよね。

あと、Cパートに行く前の本編が無理やり切られたように感じ、尺構成は少なくともしっかりして欲しいと思いました。

りみちゃんは、素で関西弁が出るらしいのですが、声が小さすぎてよく分かりませんでした。

EDも解禁となりましたが、爽やかで良い曲でした。

 

全体的に評価は低めですが、1話よりはマシという印象です。

このまま1人ずつ誘っていくのかどうか分かりませんが、組む前に全員の口からバンドがやりたいという言葉が聞けなかったらつらいですね。もしそうなるとしたら、流石にボロクソに叩いてしまうかもしれません。

ただ、まだ2話ですから、3話にももちろん期待しています。覇権は無理でも、ヒットはして欲しいところですね。

 

それではまた明日にでも。