BanG Dream!(バンドリ!) 第5話感想(微ネタバレ注意)
けものフレンズが空前絶後の流行りを見せる2017年冬アニメも中盤、特にフレンズでも何でもない筆者はLWAとバンドリとクズの本懐しか見ていません。
時間があれば、アイドル事変とか政宗くんとかメイドラゴンとか見たいんですけどね……。
前回の記事はこちらから
今回も前回に引き続き安定した面白さでした。
面白さの代償に何か失った気はするのですが……。
今回もあらすじ、画像等は公式様より引用
~あらすじ~
たえからライブハウス「SPACE」でライブを行うことの厳しさを聞かされた香澄。しかし、オーナーのバンドに対する熱意や楽しそうに音楽を奏でる女の子たちに感化され、SPACEのステージに立つことを再決心する。「私を震えさせて」というたえをドキドキさせるため、まずは自分たちで初ライブを行うことに。初心者の香澄にギターを教えるたえを含め、4人は本格的に練習を始める。
たえは、ステージのオーディションを受けるには、自分を震えさせることが条件、ととんでもなく頭が高いことを言ってるのですが、香澄はノリノリで条件を呑みます。
有咲は乗り気ではなかったのですが、りみや香澄がいったん引いて、有咲を釣りに行きます。段々と有咲の扱いが上手になってきて面白いですね。
香澄たちはSPACEにライブを観に行き、りみからSPACEについての話を聞きます。
SPACEは、元ギタリストであるオーナーが30年前、ライブハウスの恐そうなイメージを壊すために作りました。
当初は、熱意のないバンドもあったようで、しばしば自分の演奏を見せて観客の熱意を煽ったそうです。
それ以来、SPACEは聖地と呼ばれています。
というか、30年前とはいえど、いちバンドメンバーがライブハウスを建てられるレベルの財力があるのかって突っ込みたいですね。
あとこれは結構どうでもいいんですが、オーナーが棒読みなのと、滑舌が悪いのが相まって結構聞いててイライラします。
香澄は、今まで何となく聴いていたギターサウンドが、指の動きにも注目するようになります。前回からも、こういう描写はすごくいいですね。
さて、たえをドキドキさせるために考える香澄たちですが、曲が決まっていません。
そこで、昔りみが姉と作曲した「私の心はチョココロネ」を演ることになりました。
ライブの場所は、SPACEや学校の音楽室が取れないため、有咲の家の蔵でやることになりました。
「蔵」でやる「ライブ」なので「クライブ」ということです。ださい
さて、曲を譜に起こしていざ練習というとき、1つ問題が。
それは、香澄がTAB譜を読めないということでした。大問題じゃねえか。
そこで、りみに協力してもらいます。良いのかそれは……
以後、たえに協力してもらいながら、4人でクライブをやることになります。良いのかそれは……
練習のシーンでは、香澄が見違えるように上達しています。
なかなか合わせられない3人に、たえがリードとして演奏してそれに全員が合わせます。経験者の2人はともかく、香澄がドンピシャで合わせています。まさか、ね…
てかメトロノームぐらいシンセで鳴らしとけよ。
そして、やってきたクライブ当日。
観客は有咲の祖母、りみの姉、香澄の妹、沙綾、たえのペット(ウサギ)、と身内揃いのライブです。
結果として、クライブは大成功します。良いのかそれは……
マイク無いのに声が通りまくってます。
そのお陰でサウンドが薄いのですが、香澄は演奏しながら歌ってるんですよ?
練習期間は短いし、パーカッションやベースなどのリズムをコントロールする音が薄いのにピッタリとプロ並みに合ってるんですよ?
これを天才と呼ばずして何と呼ぶ。
てか、それまで香澄は結構覚えが悪い描写で描かれていたのに、いきなり上手になりすぎじゃあないですかね……。
天才っていうか、ご都合主義っていうか……。
クライブが成功したこともあり、たえは4人で演奏することにドキドキを感じ、バンドに加入します。オーディションも受けられるので万事解決です。
ラストシーン、オーナーがそれっぽいことを言って第5話は終わります。
それでは総評に移ります。
今回は、ご都合主義に徹して面白さを追求した回だと言えます。
別にけいおんやアイマスラブライブなんかでもこういうご都合主義はアリアリなんですが(むしろそれで成り立ってる)、バンドリはそこのところを結構等身大に描いていた気がしたので、少し残念でした。
脚本では、面倒くさい有咲やりみの扱いが徐々に上手くなってる印象を受けました。
それが笑いにもつながっていて、安定感がありました。
前回でも、わりと安定していたし、今回も尺的にはちょうど良かったです。
また、5話にして初のライブシーンがありましたが、こんなに成功するとは思いませんでした。
良いのかよ、とは思いますが、たえを入れるには成功以外ありえなかったんでしょうね。
「私の心はチョココロネ」もなかなかの名曲で、とても中高生が作ったとは思えないほどの出来でした。欲を言えば、ベースがもう少し聴こえてほしかったなとは思います。
たえは、結構不思議ちゃん(電波)な子で、掴みどころのない人物ですが、ラストシーンで表情が変わったところは良かったです。
あのメンバーの中だったら筆者はたえを選んでいますね。
推しメンも決まったことで、今回の記事も終わりにしたいと思います。
[次回予告]
次回はバンド名や沙綾について語られそうです。
沙綾自体の加入はもう少しあとになりそうですね。
それではまた明日にでも。