朝靄とネクタイ

自己顕示欲と僻みのミックスジュースブログ

33歳フリーターが子を持つとどうなるのか

 現在絶賛解雇予告手当を請求しているクソ深夜バイト、名をネットカフェと言います。

 そこでは、社会のはぐれ者が接客をして社会のはぐれ者が泊りに来るという異次元の光景を当たり前のように目にしました。

 今回はその中の一人の話です。

 

 

 仮にDさんとしときます。drop outのDです。

 Dさんは、僕と同時期、1月末からネットカフェでバイトを始めました。シフトは週4~5回、23時半~6時まで勤務していました。また、他のところと掛け持ちしているらしく、33歳と言えどいつも死にかけの状態で出勤する様は見ていて辛かったです。

 

 深夜のバイトというのは基本的に暇なので、やること終わったら大体雑談をしています。Dさんとは、出勤が多く被っていた為、当然、話す回数も多かったです。

 そんなある日

僕「Dさんって、何歳なんですか?」

D「僕?僕は33です。」

僕「へ、へえ…。」

D「○○君は、大学生でしたっけ?」

僕「はい、学業と両立させるのはやっぱり難しいですね…」

D「僕も子育てがあるからなあ…大変だよね」

僕「!?!?!?!?!?お子さん居るんですか???」

D「うん、近々2人目を考えてる

僕「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

 戦慄しました。30超えたフリーターって深夜バイト界隈に限らずまあまあ居るんでしょうけど、まさか子持ちとは、、、。

 結局言えずじまいだったので、この場で言わせてもらいます。

 

 何故ゴムを着けなかった。何で無責任に孕ませた。

と、保健体育の教科書に載っているようなことを。

 

 目の前に立っているのは、誰かが無責任に作って誰からの助けも借りられず週52時間働いてる大学生だぞ。お前たちが育てている子供の末路だぞ。

 実際に単純計算すれば分かる話なのです。例え掛け持ちしたところで収入は良くて250万、そこから税金等引かれても残る金などありません。生活しかできません。

 彼は生活できれば良いと考えていたのかもしれません。んな訳ねーだろ。子供が大学行くってなったらどうするんだ。入学金すら出せないんじゃないのか??

 子供に大学行かせるために、金は普通残すものなんですよ。

 昔みたいに数万で大学に通える訳じゃ無いんですよ。数十万の入学費と授業料を払ってやっと学生の身分を獲得できるんです。今の日本で、学歴社会に敗北することの意味を知っていますか???あなたですよ。

 いっそのこと施設に預けてしまった方が、将来奨学金とか受けやすくなるんでその方が良いですよ。それぐらい無責任なことをしたんですよ。

 

 と、あの時言っていれば良かったのかもしれません。

 ただ、生まれてしまったその子は非力な僕にはどうしようも無く、可哀想だな、辛いだろうなと同情することしか許されないのでした。

 いつかに、僕がお客様とトラブルを起こした時、Dさんは「大人になれ」と言いました。大人とは、少なくとも子供の将来を何も考えず女を孕ませる生き物ではありません。

 

 これから色々な記事で口を酸っぱくさせて言いたい台詞があります。

 「貧乏人は子供を作るな」

 一時の幸福感、種を繋げる達成感、性欲が満たされる充足感の為に、この人生を犠牲にしないで頂きたい。この国は金持ち以外は何をするにもマイナススタートなんです。せめて取り返せる程度の差に留めてください。

 

 このレベルがゴロツキで居るネットカフェバイト事情です。

 何回か「大人になれ」とか「社会を舐めるな」とか言われましたけど、日本社会を舐め腐ってネットカフェという底辺に落ちぶれた反面教師も良いとこでしたね。

 店長に関しては解雇予告手当争奪戦が完結してから話したいと思います。

 

 また次回。