ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第13話感想的なアレ
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を心がけていきます。
最終回、「私たちが過ごした時間の全てが、輝きだったんだ」に全て帰結する、ラブライブ!サンシャイン!!という物語の集大成でした。
ラブライブは優勝しました。
そして、閉校式や卒業式と共に、浦の星女学院の歴史に幕を閉じて、終了です。
今回の良かったところ
- 心地良い余韻を残す演出
- ラブライブ優勝を大きく端折る
良くなかったところ
- ラスト3分で余韻をぶち壊す演出
- 劇場版制作決定
まず、今週で良かったのは、開幕ラブライブの優勝旗と共に千歌が砂浜に佇むシーンです。
あえて結果を口に出さず、誇示することも無く、視聴者に見せつけるこのシーンの作り方は本当に綺麗でした。
卒業式及び閉校式で、学校に寄せ書きのようにペイントするのも別に悪くはないと思いました。まあ最後だしね。
その後、Aqoursの面々で学校の門を閉めるシーンがあるのですが、ここも良かったですね。
悲しさや寂しさと、心地良い充足感が同時に襲ってきて、素晴らしい余韻を残してくれました。
ここまでのAパートは、個人的に「ラブライブ」史上1番良かったです。
そこからのBパートです。
3年生は卒業と共にそれぞれの進路へと向かいます。お疲れ様でした。
千歌は、輝きを見つけてきたことに対して、疑問を抱きます。
それに千歌ママが「本気でぶつかった感じた気持ちの先に、答えはあった筈だよ」、と千歌に応えます。良い言葉ですね。
千歌が紙飛行機を飛ばすと、紙飛行機は海風に乗って、浦の星の屋上に着陸します。
そんな馬鹿なとは言わない約束です。
無人で、もぬけの殻の校舎では、千歌が教室や図書館で、思い出が蘇ります。
この演出も素晴らしかったです。
あえて、空になった校舎の映像のまま、セリフが流れるのは鳥肌が立ちます。
屋上に上がった千歌は、人知れず涙を流します。こっちまで泣きそうになりました。
その時、どこからか声が聞こえます。
声がする方に行くと、浦の星の生徒と、向こうに行ったはずの3年生を含めたAqoursメンバーが。
僅かに動揺。
一抹の不安がよぎります。
そして流れる新曲「WONDERFUL STORIES」
確かな動揺。
あの時と、
HAPPYがMAKEされたあの時と同じ。
ラブライブ!サンシャイン!!2期最後のこの曲は、今までのPVやシーンで踊るという、過去改変PV、無茶苦茶です。
「Awaken the power」ではSaintSnow居ないし、「ダイスキだったらダイジョウブ」では体育館に入ってない果南も踊ってるし、、、、。
ただ、間奏で、千歌が
「私たちが過ごした時間の全てが、輝きだったんだ」
と、答えを見つけ出しています。
1期と2期を通して聞いてきた「輝き」というテーマはここに帰結しました。
曲が終わると幕が引かれるというまた謎の演出。
まあ、今回だけ随所で、セリフ言ったら画面からフェードアウトする」という謎の演出があったので驚きは少なかったです。
しかし、終わった後の不安は消え去りません。
そして、「特報」の2文字。
疑心は確信へと変わっていきます。
「劇場版製作決定」
「劇場版製作決定」
動揺はピークに達し、ラブライブ!サンシャイン!!2期は終わります。
何でこう、ラブライブ運営は余韻を大事にしないのか、まあそれまでの余韻が素晴らしかったのでプラマイゼロです。
そういう感想を抱きました。
全体として見ると、1期よりは多少、勢いで劣る部分が見受けられましたが、随所での演出や、特にラスト3話での盛り上げ方はとても素晴らしいものでした。
キャスト皆様をはじめ、度重なるイベント等で忙しい中、このようなクオリティの高いラスト3話を作れることに感謝の意を覚えるばかりです。ありがとうございました。
ファンミーティング、ユニットライブ、3rdライブツアー、そして劇場版と、これから益々と勢いを増していくだろうAqoursですが、スタッフの皆様を含め、体だけには気を付けて頂きたい次第です。
総括記事は時間が空いた時にまた書きます。
13週間という長い間、僕のブログを閲覧して頂き、ありがとうございました。
それではまた明日にでも。