ラブライブ!サンシャイン!! 第五話感想的なアレ(ネタバレ注意)
こんにちは。
昨日の今日であるため特にこれといったことはないのですが、土用の丑の日ということもあってか、うなぎを食べました。
あとは、ゲーセンで久しぶりにQMAをやったら他プレイヤーにボコボコにされたことぐらいでしょうか。
それでは今日も例によって、ラブライブサンシャイン第5話の感想を述べていきます。
第5話を簡単にまとめると…
- 善子(ヨハネ)回!
- 安定してきたキャラ達
- µ‘s成分の減少
です。では、順を追って…
善子(ヨハネ)回!
前回は、花丸とルビイをスクールアイドルに迎え入れたのですが、今回は、善子視点で、ストーリーが展開されていきます。早速結論を言うと、善子はAqoursに加入しますが、今回それはおまけです。
浦の星女学院1年生の津島善子は、普通の高校生活を望んでいましたが、自己紹介に失敗してしまい、以来学校に来ていません。というのも、以前抱えていた(患っていた)中二病が抜けきっておらず、周りの目を気にしてのあまり、不登校になってしまっていたのでした。
(抜けきってないというよりは、「普通に」友達を作る上でそれが邪魔となるから無理をしていた、の方が近いかもしれません。善子自身、それを心の拠り所している節も見受けられ、自分の趣味より友達を作ることを優先させているための行動だと推測できます。)
ちなみに、彼女は自身をニコ生で配信したり、実は学校に来ていたりと、意外と元気な様子です。
ある日、屋上で練習をしていたAqoursのところに、偶然居合わせます。幼馴染である花丸がいるため、逃げるのですが、捕まってしまいます。
(学校内ではありますが)学校に来るよう説得する花丸ですが、善子は首を縦には振りません。
花丸は「学校の皆も気にしてはいない、それよりもなぜ来ないか心配している」と伝えます。善子は花丸にあるお願いをして、学校に行くことを約束します。
翌日、久しぶりにクラスに顔を出します。クラスメートの前で「普通に」振る舞っています。昨日したあるお願いとは、自分の中二病が露呈しないように、暴走したときは制止してくれ、というものでした。
しかし、そのお願いもむなしく、暴走してしまいました。
やってしまった、と、落ち込む善子に、千歌は声をかけます。
「津島善子ちゃん、いや、堕天使ヨハネちゃん、一緒にスクールアイドル始めませんか!?」
(ちなみに、この時ルビイには、自分がニコ生主であることがバレています)
千歌は、堕天使というキャラ設定は、スクールアイドルとしてAqoursの人気を上げるチャンスだと思い、Aqoursを堕天使系アイドルとして売り出していくのですが、「破廉恥ですわ!」とダイヤに怒られてしまいます。
(ちなみに、Aqoursのスクールアイドルの順位は4800位程でしたが、堕天使系アイドルとして売り出してからは、順位が一時的に950位程まで上がっています)
自分のせいで生徒会長にも怒られ、Aqoursにも迷惑をかけてしまったと、いよいよ中二病を卒業する決心がついた善子ですが、千歌や他のAqoursのメンバーに言われます。
「いいんだよ堕天使で!自分が好きならそれでいいんだよ!」
「だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!自分が堕天使を好きな限り!」
ありのままの自分を認めてくれる存在に出会い、善子はAqoursに加入します。
安定してきたキャラ達!
話数を重ねるごとに、それぞれのキャラも安定してきました。安定してきたことで、今回のように1人や2人のキャラに焦点を当てて掘り下げるときに、そのキャラにしっかりスポットが当たるため、効果的だと思います。
曜や梨子は、千歌を支えるということもあり、もとからある程度の安定感はあったのですが、1年生の加入により、より安定感が増した気がします。まあ、1話から居るメインのキャラなので、その要素は必要なのですが。
花丸とルビイは、1年生ということもあり、妹キャラとして定着してきた感じです。自分たちに対してのコメントに一喜一憂したり、ああ、やっぱりスクールアイドルやりたかったんだと。今作は1年生組のキャラが濃いので、これからの活躍に期待です。
ダイヤはAqoursに対して、頭ごなしに否定するのではなく、生徒会長やスクールアイドルの一ファンとして、意見を言ってくれているので、前作生徒会長とはえらい違いです。多少ドジを起こすこともありますが、それも茶目っ気ということで。ダイヤとしての本質は、変わっていないという感じですね。スクールアイドルが好きで、それはどの立場にあろうと揺るがないですね。まあ、4話でルビイがAqoursに加入して、少し肩の荷が降りた感じでしょうか。
そして千歌は、前作主人公と違い、人を惹きつけるオーラのようなものもなく、天気も操れません。しかし、その分等身大な主人公として存在しています。「やらないと何も始まらない」「できるかどうかよりやりたいかどうか」「自分が好きならそれでいい」一見すると当たり前の発言なのですが、その言葉を言って欲しいタイミングで言ってくれるので、その都度キャラの背中を押してくれます。自分が普通であると自覚しているから、他の人がよく見えている感じがしますね。アニメの中では、必殺技のような感じがします。
どのキャラも丁寧に描かれているのでキャラに対して違和感はないですね。
µ‘s成分の減少
今回µ‘sの単語は2回しか出ていません。これは別に、善子がµ‘sの中に被るポジションが居ないとか、そういう訳ではなく、単純に、µ‘sに憧れている以上、彼女たちと同じ道を歩むことへの少しながらの抵抗のように感じます。もっとも、千歌が、Aqoursとして、「µ‘sがこうしていたから」ではなく、「私たちがやりたいから」行動しているのが大きいと思います。
個人的には、Aqoursの話である以上、µ‘sの名前は多用して欲しくないと思うのですが、続編である以上、そこは避けては通れません。ゆえに、話の展開の後押しにµ‘sの名前を使わずやって欲しいとは思います。
その点で5話はよくできていました。善子を説得するシーンでも、少しµ‘sの名前は用いましたが、結果的には、善子が求めている言葉を使ってくれました。
総評すると、個人的に大満足の神回でした。
脚本の花田さんは「中二病でも恋がしたい」も手掛けており、構成からしっかりとしたものでした。それぞれのキャラの魅力が余すとこなく発揮された、いい回だと思いました。
普通から「普通じゃない」方を選んだ善子が「普通」になろうとする、その中での感情が、綺麗に表現されていました。見ていて気持ちが良かったです。
あとは、善子役の小林さんの演技の幅が広く、表情豊かなキャラに拍車がかかっていました。EDは善子ソロだったのですが、歌唱力がAqoursの中でも高いから、すごく良かったです。
6話はPV回です。今までのキャラ達が如何なく輝く回ですので楽しみです。
そういえば明日は千歌の誕生日ですね。楽しみです。
それではまた明日にでも。
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