朝靄とネクタイ

自己顕示欲と僻みのミックスジュースブログ

ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第6話感想的なアレ

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を心がけていきます。感想メインです。

 

第6話、千歌ちゃん回にメインパート挟んで新曲とか素晴らしいですね。

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前回の記事

ryossideriver.hatenablog.com

 

前回ではディス中心でしたが、今回は良かったので褒め中心です。

 

ラブライブ地区予選は、会場投票に加えネット投票で順位を決定するようです。

Aqours的にはかなり有利に感じるのですが、生徒数が少ない、と不利に感じているようでした。「ラブライブ!」特有の客観判断ができないやつですね。

とりあえず、千歌は聖良に相談します。相変わらず仲良いですね。

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SaintSnowは前回決勝で8位入賞ってことが判明します。凄いですね。

 

そして、入学希望者は57人、期限まであと1ヵ月ほどしかありません。

絶望的な状況です。

どうやら彼女たちは、地区予選に全て(廃校阻止も含めた)を懸けているようですが、まあ正直無理でしょうね。

説明会が大きく影響を与えていると考えても50人は増えすぎだと思いましたが、実際に学校に触れない地区予選じゃ、100人超えるのは無理だと思います。

 

まあ、そうは言っても、地区予選突破や廃校阻止が懸かっているので、皆全力で取り組みます。3年生は特に。

果南は、過去に鞠莉を怪我させたことから、ハードなダンスフォーメーションを提案しませんでしたが、千歌はこれをやると宣言します。

 

ここからは練習パート。

結論から言うと、ロンダート+バク転でした。ハードすぎます。

これは、センターである千歌が練習します。

果南は期限付きで練習させ、できなかったら中止とのことでした。

るろ剣で安慈が左之助に二重の極みを教えたときみたいですね。

以前は果南がやってたみたいですが、じゃあ何故鞠莉は怪我したのか、、?

ラブライブ!サンシャイン!!永遠の謎になりますね。

 

案の定、千歌は全然成功しませんでした。

基本、本番で成功しないかもしれないことなので、果南も諦めて欲しかったのだと思います。多分曜でも、果南は同じ対応をすると思います。(まあ曜ならできるでしょうけど)

 

千歌は、できない自分に嫌気が差して、自分が何者にもなれていないことに嘆きます。

1期では、普通であることを割り切ってるからこそ、勧誘のときに相手と同じ目線に立てたり、地に足のついた行動ができました。ここら辺の対比は面白いですね。

本質的に、千歌は「普通であること」に嫌悪感を抱いていて、それが(皮肉にも)良い方向に向かったのが1期、それが大きく自己嫌悪に向かったのが2期、ということですね。

 

梨子と曜はAqoursを最初に作ったことや、諦めないことを例に挙げて、千歌を励まします。

千歌自身、諦めない、というのが自分のストロングポイントだとは自覚していると思います。

しかし、それはあくまで、「普通」の延長線上にあるものでした。

今回のように、才能や、能力が無いから、自分を「普通」だと割り切って努力を続けて諦めない、端から見ればこれも立派な才能なのですが、千歌にとっては「普通」だからこそ努力する、と考えていました。

そして、諦めるときも、自分は「普通」だと思い込むことで、諦めの悪さを押し殺してきました。

 

それを、「普通」じゃない、と誰かが気づかせてくれる、素晴らしい展開です。

結局、千歌の中でそれが自分にとって「普通」であった以上、誰かが教える必要自体はあったのかもしれませんね。

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そんな訳で、アクロバットはラスト1回の土壇場で成功します。

ここら辺は左之助リスペクトですね。

 

そして地区予選、会場はまた日本ガイシホール、新曲もお披露目です。

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(シュールなので載せました)

 

タイトルは「MIRACLE WAVE」、前回予選と比べ良いセンスしてますね。

曲の印象はまさしくAqours版「No brand girls」でした。

アップテンポでコールも楽しそうです。

あとは、実際のライブであんちゃんがこれをできるのか、という問題がありますね。

まあ、どうにかなるでしょう。

 

地区予選は余裕で勝ったと思います。

 

今回の良かったところ

  • 千歌が自分のアイデンティティを確立した
  • 曲作り→キャラ掘り下げ→新曲のテンポの良さ
  • 新曲が格好いい

良くなかったところ

  • 特に無し

 

今回一番良かったのは、Aqoursのメインストーリーであるラブライブ予選や廃校問題を、あくまで千歌のエピソードの範囲内で収めたところにあります。

勿論そちらがメインでも問題ないのですが、成長をすることがライブやパフォーマンスに繋がるのが目に見えて、構成としては文句のつけようがありません。

 

また、ハードな練習や、千歌が独りよがりなところは、前作の1期でも似たような展開がありましたが、そのまま独りよがりを続けた穂乃果と、周りが助けてくれた千歌とで対比されているのも面白かったです。

No brand girls」も「MIRACLE WAVE」も曲調が似てますし、よりシンパシーを覚えました。

 

まあ、梨子がキャラ崩壊してたとか、鞠莉の怪我の謎とかありましたが、全体として良かったのでそこら辺は無視します。

結局、ダイヤ回やよしりこ回はほぼ必要なかったですね。うーん。

今回曜はしっかり喋っていたので満足です。

 

全体的には2期では1番の神回じゃないかなと思います。

1期8、9話にも引けを取らない出来だと思いました。

 

 

廃校阻止の結果は次回か次々回に判ることでしょう。

 

それではまた明日にでも。