朝靄とネクタイ

自己顕示欲と僻みのミックスジュースブログ

ラブライブ!サンシャイン!! 第六話感想的なアレ(ネタバレ注意)

こんばんは。

ここ最近忙しかったのでブログ更新できませんでした。申し訳ありません。

 

折角リストやブクマに入れてくださった方にはお待たせしてしまいました。ラブライブサンシャイン第6話の感想を書いていきます。

 

書く前に、今回この感想を書くのにあたって遅れてしまった要因として、忙しかったのもありますが、あまり気が乗らなかったというのもあります。

(個人的には、少し期待外れな回でしたので……。)

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以後、ネタバレ注意です。

 

 

それでは例によって。第6話をまとめると…

  • PV撮影回!
  • 意味深な3年生のセリフ
  • 疑問が残る展開 

 です。

 

 

PV撮影回!

前回、善子(ヨハネ)をAqoursに加えた千歌たちですが、今回は、ある事件が勃発します。

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浦の星女学院が統廃合により無くなります!!

と聞いてピンときた方もいるでしょうが、前作と同じ状況下に置かれます。ただ、初期設定でこれは決まっていたので、僕は初見時でも特に驚きませんでした。希望者はもとより住んでいる人が少ないのでしょうがないことなのかもしれませんね。

ただ、それを聞いて千歌は、

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「だって廃校だよ! 音ノ木坂と一緒だよ!!」

 

この子完全に頭イってるよ。バカチカだよ。

まあ、µ‘sに憧れてスクールアイドルを始めた以上µ‘sと同じ状況になるということは、多少なりとも嬉しいのでしょうね。(多少どころじゃない)

一方、花丸は「都会の沼津と統合される」ということで嬉しい様子。個人的には、田舎に住んでいると普通に嬉しいと思います。ましてや、若い子であれば、ごくごく自然な反応だと思います。

阻止しよう、という方がよっぽど不自然ではありますね。こういうこと言うのは、OBやOGの学校に愛着がある人や、統合先の学校に会いたくない人がいる善子みたいな人や、µ‘sに憧れてスクールアイドルを始めたAqours達だけだと思います。

 

という訳で、Aqoursもµ‘sのように、統廃合を阻止することに。

 

 

そこで、µ‘sがやってきたことを整理することに。

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「結局、µ‘sがやってきたことは…

  1. スクールアイドルとしてランキングに登録して
  2. ラブライブに出て有名になって
  3. 生徒を集める」 

 「それだけなの!?」

 

本当にそれだけなんですよね。たったそれだけで生徒が増えるのか、と言いたいところですが、まあ東京しかも秋葉原なら集まるのではないかと。ただ、内浦が生徒を増やすには、近くの沼津あたりからここへの希望者を集める他ないでしょうし(他県からの登校、移住なども考えられますが、あまりに非現実的です)、それならば統廃合した方が良い気もするのですが、本人たちが阻止すると言っている以上これはナンセンスですね。

 

 

そこで、スクールアイドルとして有名になり、かつ内浦の良さを紹介できるPVを撮影することにします。実際、かなり現実的ですよね。

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そしてPVを撮影、編集(善子)し、マリーに見せます。

マリーに見せた理由としては、他の地域に住んでいたことから、内浦の良さが比較して分かることだと思います。正直、ダイヤの方が適任な気もするのですが、どちらも一長一短なのでストーリー展開的にはどちらでも良いと思います。

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「何ですかこの体たらく(発音よく)は。」 

 マリーには酷評だったようです。マリー曰く「私のほうが少なくとも貴方たちよりは幾分か魅力が分かる」とのこと。正直、地元紹介PVなので、名所であればどこを撮ってもあまり変わらない気がしますが、アニメ展開的、スクールアイドル的には、魅力に欠けているのでやり直しは割と必然ですね。

 

PVもボツになり、振り出しに戻った6人は、千歌の家で作戦会議をします。

結局この日には何も思いつきませんでした。

 

 

翌日、早朝に砂浜に行く梨子。

どうやら海開き(のためのゴミ拾い)のようです。「この街って、こんなに人がいるんだ…。」と呟く梨子。

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映像を見る限りでは、4,500人はいる感じでした(多分盛ってる)。

それを聞いた千歌が、砂浜のみんなに、ある提案をします。

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「皆さんに、協力してほしいことがあります!!」 

 その提案とは……。

 

 

 

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スカイランタン1000個を、空に放とう!!

というもの。

 

 

馬鹿げてる!!!!!!

まず、「ゴミ拾いした後にゴミを増やすな!」と言いたいところです。まあ、祭りなどで使われる灯篭流しの灯篭やスカイランタンは、水に溶け自然に還る素材で出来ているので問題はないのですが、1000個という途方もない数を作るには、時間や労力やそれなりの費用も必要です。それを一PVのために作るのは、かなり強引すぎる展開だと思います。

次に、マリーはボツを出した時に

「努力の量と結果は比例しません!」 

 と言っています。これでは、折角前の場面で置いたセリフが全く生きていません。

このマリーのセリフからは「魅力を見落としている」「魅力は些細なところにある」といった、千歌たちが魅力を発見できていないことが読み取れると思います。これは、千歌たちのPVを酷評し、ボツにしたことからも伺えます。

それを、「1000個のスカイランタン」という、取って付けたような魅力で済ましてしまうのは、如何なものかと思います。あからさまにマリーの求めるものとは逸れていますし、何より「内浦じゃなくても良くね?」と返されるのがオチです。

 

そう、この新たに作ったPV(言い忘れていましたが、これを撮影してPVを撮っています)では、本来の目的である「内浦の良さを紹介すること」が全くできていないのです。「綺麗」なだけでは全く意味がありません。

新曲で誤魔化していますが、6話はストーリーがかなり崩壊しています。完成度の高い4話や5話の後なので期待値が高かった、というのもありますが、それにしても少しがっかりしました。

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Aqoursの文字に1000個のスカイランタン。正直、かなり綺麗です。ライブでは、オレンジのサイリウムを宙に浮かせる技術が求められます。

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富士山、海が一望できる浦の星女学院の屋上。「ここで良くね」と思いたくなるほどPV向きの場所ですね。マリーが言っていたのはここだったのかもしれません。「ここ撮影してるなら魅力見せてんじゃん」と矛盾するようですが、スカイランタンのインパクトが強すぎてあまりに目立ちません。何より「ここだけ」なので、屋上目当てに来る生徒などいるはずもありません。

 

結局は、本末転倒ということですね。

 

 

意味深な3年生のセリフ

今回は3年生が意味深なセリフ(それによりキャラがブレブレ)を吐いています。

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冒頭の謎のシーン。入れた理由も全く分かりません。幼馴染ということの説明でしょうが、この話のタイミングで組み込むのは無意味です。

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マリーの部屋でずぶ濡れ(ここ重要)の果南とマリーが復学届と共に果南をスクールアイドルに誘っています。もう一度言います、マリーの部屋です。

ずぶ濡れで人の家に上がる云々関係なしに全く意味が分かりません。マリーがスクールアイドルに執着心があるのは分かりますが断片的すぎて視聴者に伝えたい意図が読み取れません。どうせ後で掘り下げる回が来ると思うのでそこまで待てないのか、と言いたいです。

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書類(学校存続のための署名書類)を持って日本舞踊(初期設定からダイヤが習っている設定)のようなものを踊るダイヤ。この後千歌に見つかるのですが、何故学校で踊っているのかは不明です。スクールアイドルへの未練なのか、それともただAqours加入時にダンス指導をするという伏線なのか、全く読めませんが、「ホウキをギターにして遊んでいる小学生とやってることは一緒ですよ。」と言ってあげたいですね。

 

千歌たちには、「お互い頑張りましょう」と言っていることから、生徒会長として自分なりの方法でやるつもりのようです。前作と違って、署名とはかなり現実的ですよね。正直、これだけでも成功しそうですけど。

 

千歌はダイヤをAqoursに誘うつもりでしたが、ルビイに止められます。この妹は、スクールアイドルをすることにまだ後ろめたさがあるようでした。

 

 

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去り際にマリーに止められるダイヤ。こちらもスクールアイドルに誘うつもりのようでした。失敗しましたが。

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以前、スクールアイドルをしていた明確な回想です。何らかのトラブルがあって挫折したのは事実です。考えられる要因として

  • マリーの海外行きは決定事項で
  1. 努力したが結果に恵まれながった
  2. 学校にミトメラレナかった
  3. ある程度まではいったが力の差を見せつけられた

など考えられます。先ほど述べた「努力の量と結果は比例しない」というセリフがPVで生きてこないとすると、自分たちのことに対して皮肉混じりに言った、というのが自然であると思いました。

ただ、このシーンのためのセリフであった場合、別の話でも良かったため(物語として千歌たちに関わっていないため)、尚更不必要な気がするのですが……。

 

 

 

疑問が残る展開

前述の通り、6話は矛盾点、疑問点の残る回でした。展開の強引さ故のそれなのか、後にそれが分かってくるのか、今の時点(7話視聴時点)では全く分かりません。

 

総評すると、がっかり回でした。

まあ、新曲が聴けただけでも良し、とするのも良いんですが、1話1話が丁寧に作られているサンシャイン!!では「ん?」となってしまってがっかりしてしまった感じですね。7話に期待です。(もう視聴しましたが)

少なくとも、PV問題はもう解決してしまったので、引きずることなく、3年生スクールアイドル問題に目を向けていこうと思います。

 

このブログを投稿した後に7話感想ブログも書くので、そちらもよろしくお願いします。

 

 

それではまた明日にでも。

 

 

 

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